院外活動レポートReport

ひろしま男子駅伝 福島県代表チームコンディショニングサポート

こんにちは。理学療法士の百﨑です。

今回は第19回ひろしま男子駅伝(全国都道府県対抗男子駅伝競走大会)福島県代表チームコンディショニングサポートについて報告します。
当院では、15年以上前から、ひろしま男子駅伝において、福島県代表チームのコンディショニングをおこなっています。

今回は大森院長と、普段からトレーナー活動を行っている理学療法士4名(貞光、百﨑、久保田、山内)でコンディショニングにあたりました。

まず大会前々日の金曜日の夜、選手たちが宿泊するホテルの一室にポータブルベットや物理療法機器を運び入れ、問診を行い、選手の訴えを聞きます。2日後にレースに出場するので、ほとんどの選手は重篤な症状を訴えることはありません。痛みは無いが、背中や足が張っているのでほぐしてほしいといったような訴えが多いです。
しかし、まれに痛みを抱えている選手もおり、その場合、院長が再度の問診やスクリーニングテストを行い、現段階での状態を説明して今後の精密検査の必要性などアドバイスします。

私たち理学療法士はストレッチや、マッサージなどの徒手療法、物理療法を行い、必要に応じて日ごろのケアの仕方や、トレーニング方法をアドバイスさせていただく場合もあります。

今回のメンバーは、社会人枠ではニューイヤー駅伝で活躍した選手、大学生では箱根駅伝へも出場した選手、中学全国大会での優勝選手などレベルの高いメンバーが揃い、昨年23位を大きく上回る6位入賞を果たしました。

過去には、2008年北京五輪男子マラソン代表で、世界選手権でも活躍された佐藤敦之元選手(中国電力 )、箱根駅伝で山の神として活躍された今井正人選手(トヨタ自動車九州)、そして同じく箱根駅伝で新・山の神として注目を集めた、柏原竜二選手(富士通)など、他にも全国トップレベルの選手のコンディショニングを担当させていただきました。

来年以降も、少しでも選手の役に立てるよう、サポートしていきたいと思います。 
今後も福島県代表選手が活躍されることを願っています。

理学療法士 百﨑 真也介