| 治療の一つ『SSP療法』をご紹介します |
| 皆さん、SSP療法という言葉を聞いたことありますか? SSP療法とはSSP電極(Silver
Spike Point Electrode)を使用し、経皮的に低周波を通電する治療法のことをいいます。当院で行っている低周波治療もこのSSP療法になります。最近、患者さんが低周波治療器を買って家でしているという話をよく耳にします。では、家庭で行える携帯用の低周波療法とSSP療法とではどこが違うのでしょうか?そんな疑問にお答えすべく、今日はSSP療法の特徴やその効果について説明させていただきます。 |
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SSP療法とはSSP電極を使用し…なんて少し難しい説明をしてしまいましたが、SSP療法の特徴としてその電極が挙げられます。通常、家庭などで使うような携帯用の低周波刺激装置の電極は自己粘着式といって、身体に貼り付けるようになっていると思いますが、SSPでは銀メッキを施した円錐形状の金属電極を使用し、皮膚に吸い着くようになっています。それによって電流が電極の先端部に集中するので
治療したい部位へ高密度に電気を流すことができます。「刺さない鍼治療」と考えてもらえれば分かりやすいかもしれません。ですから、鍼治療と同じような心地よい刺激での治療が可能となります。 |
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「刺さない鍼治療」という名の通り、SSPは鍼麻酔の研究から生まれ、東洋医学のツボ(経穴)を刺激することを目的としています。ですから痛みに対応したツボを正しく選択することが治療上重要になります。ただ、日頃の治療では、押さえて痛みがある所を治療点にすることが非常に多いです。
SSP療法は痛みの軽減を目的に行われます。鎮痛のメカニズムについては専門的な話になるので、ここでは割愛させていただきますが、簡単に言えば、電気刺激を加えることで、痛みが伝わっていくところを途中で遮っているのです。傷や病気のあるところを手術したり、薬を使ったりして、痛みをおこしているところに直接的に働きかけて痛みを消しているのではなく、痛みを和らげるために働く所を電気によって刺激しているのです。患者さんの中には、今日はここが痛いと言って、治療部位とは関係のないところに電気を流してほしいと言われる方がいらっしゃいますが、きちんと原因が分かっていないと鎮痛効果は期待できません。先ずは、専門家に話をし、診断してもらって、痛みの原因を見つけることが重要です。
以上、SSP療法について簡単に説明しました。家庭用の低周波治療器を使用されてもそれなりの効果はあると思いますが、ただ痛いところだけに電気を流しているのであれば、専門家に診断してもらい、適切な治療部位に電気を流すことでより高い鎮痛効果が生まれると思います。
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